朝、おっちゃんが迎えに来てくれて空港へ!
今回、タイの3都市を周って、どこも全く違うなーと思いました。
例えるならバンコクは東京。
プーケットは沖縄。
チェンマイは大阪、京都みたいな。
特にチェンマイではおっちゃんの繋がりでワークショップをやらせてもらって、いつも通りダンスシーンだけでワークショップとかバトルをする旅をしても絶対に出来ない経験をしました。
タイにいる間、もちろん観光に行ったり遊ぶ時間もたくさんあって、ダンスもしてたけど、どこに行ってもこっちに住んでる人と関わって、話しを聞いてすごく濃い時間を過ごせました。
タイには日本の私達と変わらない生活を送ってる人もたくさんいるけど、生きることに精一杯でそれ以外のことを考える余裕がない人達を目の当たりにしました。
もちろん日本にもそういう時代があって、歴史がある中で、今の様な生活環境があるから発展途上なら当たり前のことなのかもしれない。
私達が生きてるこの何十年の間にもたくさんの事が進化して、今では当たり前になってることがたくさんある。
進化するってことは、とても幸せなことなんだと思うと同時に、便利になると
「人と人との助け合いや支え合って生きる」
ってことが減っていくんだな、と今の日本を見てると思います。
便利だから直接会わずにメールや電話で終わらせる。
会ったこともない人のSNSを見て知ったような気になる。
ネットで人と交流を持って、外にでない。
ネットで買い物をして外出しない。
あげればキリはないけど。
その反面、
遠く離れてても常に連絡がとれる。
海外の友達の近況もわかる。
離れててもカメラを通して顔を見て話せる。
忙しくて買い物出来ない人も出来るようになる。
とか良いところもたくさんあるから、便利な中で、もっともっと人や社会との繋がりを大切にしないといけないな。
やっぱり日本からでて外に行かないと感じられないことがたくさんあるけど、それも今の時代だから可能なことなんだな。
私達の両親の若い頃は海外に行くなんて富裕層の人しか無理だったし、おばあちゃんやおじいちゃんの時代には戦争でそれどころではないし…。
今この時代に生きてて、こういう経験を出来てるだけで幸せなことなんだと思う。
タイに来てたくさんの事を感じた。
おっちゃんは定年退職後の余暇としてこっちで生活している訳ではない。
教師だったこともあって、若い子を救ってあげたいんだと思う。
そして、もっとやりたい事があるけどどうしたらいいのか分からないこともたくさんあるんだろうな。
60代後半でネットを使いこなすのも簡単なことではないし、私達が出来る事があれば力になりたいな。
とか色々考えたらおっちゃんと別れる時に悲しくなってきて、おっちゃんも泣いていたので私も涙が出て来ました。
またチェンマイに帰って来よう。